セロー250遂に生産終了

完成検査を終え、出荷場に向かう「セロー」シリーズ最後の1台
多くのライダーの友達、セロー250の生産が遂に終了した。
以下ヤマハ発動機ニュースより一部抜粋
社員にも愛されたロングセラーの「生産終了」
社員有志が見守る中「最後の1台」を出荷
完成車検査員に押されてその一台が出荷場に姿を現すと、見送りのために集まった社員有志から拍手が沸き起こりました。「ありがとう!」と声をかける営業系の社員、目を潤ませる女性社員、何かを思い出すように、じっと車体を見つめ続ける技術系のベテラン社員もいます。
マウンテントレール「セロー250 FINAL EDITION」。7月31日、その最後の1台が大勢の社員に見送られて生産ラインを後にすると、35年間にわたる「セロー」生産の歴史が静かに幕を下ろしました。
「セロー」は、1985年に誕生したオフロードバイク。オフロード二輪市場にマウンテントレールという新たなカテゴリーを創出してファンをひろげるとともに、その扱いやすさや汎用性の高さで女性や初心者からも大きな支持を集めました。一方で、国内向けだけでも累計生産台数が14万台を超える記録的なロングセラーモデルだけに、今年1月、その新型を「FINAL EDITION」として発表した頃から、お客様や販売店様、さらにはグループ社員の間に惜しむ声がひろがっていました。
ヤマハセロー250は先代のセロー225の時代からオフロードバイクはもちろん、バイク初心者からベテランにまで愛されたオフロードバイク。「速いが偉い」時代にオフロードバイク=トレールバイクにトライアルの楽しさ、トレッキングを浸透させた。250になってからは長距離ツーリングも得意とし、より多くのライダーとともに走り続けたのだ。
2020年08月27日、最後の一台をロールアウトしたセロー250ファイナルエディション。全国各地のYSPの新車在庫で購入する事ができる。
ダートスポーツ本誌でも定期的にセロー250の魅力を展開、未だにセローの底なしの楽しさに魅了されている。

サスペンションチューニングやツーリング仕様。年齢性別、キャリアを問わずに共通ワードになるバイクなんてセローくらいだろう。
セロー250、サヨナラは言わない。またきっと新しくなったセローに会える日を信じて。
セローの魅力は造形社発行のセローオンリー、ダートスポーツでこれからも展開していきます。
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